電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-23
天井高を考慮した0.8GHz帯から37GHz帯における屋内環境の伝搬損失推定式
○佐々木元晴・猪又 稔・北 直樹・鬼沢 武(NTT)
第5世代移動通信システムでは6GHz帯以上の高周波数帯利用が検討されており,高周波数帯の伝搬損失特性の把握が急務である.屋内環境では伝搬損失特性を表すために,距離減衰の傾きを示す減衰係数が高周波数を含めて複数環境で報告されているがその周波数特性は示されていない.これまで筆者らは屋内環境の減衰係数について検討し,壁面反射波が屋内に閉じ込められる導波効果により減衰係数が減少するとともに,周波数に対して天井高が低いと逆相合成により減衰係数が増加することを報告した.本稿では,これまでに示した上記特性に対して,レイトレースにより推定式を導出したので報告する.