電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-18
Ku帯衛星回線の降雨減衰特性の年変動について
○前川泰之(阪電通大)
大阪電気通信大学(OECU、大阪府寝屋川市)で、2006年から2015年にかけて過去10年間測定されたKu帯BS電波(11.84GHz、仰角41.4°、右旋円偏波)の受信レベルの降雨減衰値と、同時に測定した1分降雨強度を用いて、最近の10年間にみられるこれらの年間時間率統計について検討を行った。以前報告した1988年から2005年までの長期解析結果と同様に降雨減衰統計にかなり大きな年変動がやはり存在し、年間時間率は2006年からは全般的に増大する傾向が見られた。特に2012年の様に従来の一桁近い増加を示す場合があることが分り、最近の降水量の増大や集中豪雨が多発する影響が顕著に示された。