電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-15
地上デジタル放送波による時刻・周波数の分配の基礎検討
◎村瀬裕哉・桑島祐人(名城大)・今村國康(NICT)・都竹愛一郎(名城大)
現在、正確な周波数を得るためには、ルビジウム原子発振器やセシウム原子発振器が使われている。しかし、原子発振器は高価であるため、安価な発振器が望まれる。その1つとして、地上デジタル放送波を利用した発振器が考えられる。地上デジタル放送波はSFN環境下では周波数の誤差を1Hz以下にしなければならないと定められている。この精度を実現するためには、十分長い平均時間のもとで周波数安定度が10-9を満足しなければならない。
本研究では地上デジタル放送波を測定し、周波数安定度を求め、高精度な発振器の周波数源として利用可能であるか検討した。