電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-3
コイルに導体板が近接したワイヤレス電力伝送装置の漏えい電磁界特性
○長山利裕・金崎善宏・谷口真一・渡辺浩亘・宇野博之・金子哲也・斎藤 裕(パナソニックシステムネットワークス開発研)
ワイヤレス電力伝送システム(以下,WPT)から漏えいする電磁界は,他の電子機器の動作や無線通信に影響を及ぼしうる.そのためWPTを実使用環境に設置し,漏えい電磁界を定量的に評価することが重要である.筆者らはWPT の漏えい電磁界を1次側コイルのみで簡易的に模擬するWPT エミュレータを提案,作製し,それを住宅環境に設置して漏えい電磁界の測定と電磁界シミュレーション解析を行っている.これまでは,コイルのみを波源として評価を行ってきたが,電気自動車や家電機器などに搭載されるWPT では,コイルに車体や筐体などの導体が近接することが想定される.本報告では,コイルのみのWPT と,コイルに導体板が近接したWPT で磁界分布を比較し,コイルに導体板が近接した場合の磁界分布への影響を明らかにする.