電子情報通信学会総合大会講演要旨
AS-3-5
拡散反射通信路における光ZCZ系列セットを用いた同期光CDMA方式のBER特性の検討
◎蔵下征則・松元隆博(山口大)・鳥井秀幸(神奈川工科大)・井田悠太・松藤信哉(山口大)
本稿では、拡散反射通信路における光ZCZ系列セットを用いた同期光CDMA方式において、複数ユーザで通信を行う場合でのZCZ(零相関区間)の効果を計算機シミュレーションにより評価している。また、所望の伝送速度(チップレート)に対して符号間干渉を抑圧できる最小のZCZを与える方法を示している。光ZCZ系列セットとは、ZCZで完全に直交する系列セットであり、拡散反射の影響をZCZ内に収めることで高速通信時においても符号間干渉を抑圧する。計算機シミュレーションの結果、シフト0のみ直交する変形擬直交M系列対を用いた同期光CDMA方式と比較し、3ユーザ多重時において符号間干渉を抑圧できることを示し、ZCZの有効性を明らかにした。