電子情報通信学会総合大会講演要旨
AS-3-2
LEDを用いた適応型水中可視光無線通信システムの研究
○林 新(インターエナジー)
海洋環境での短距離大容量のデータ無線通信を実現するために,可視光波を用いた水中データ無線通信方式の研究を進んでいる.高周波数の可視光領域の光波は,純水でも海水でも電磁波スペクトルの中に最も透過率が高い,水中高速通信の媒体として期待できる.また,可視光発光のインコヒーレントなLEDはレーザと比べて海中生物への損傷は極めて小さいので,無線通信光源として可能である.しかしながら,海水を伝搬する可視光は,海域環境の時空間的な変化により分光減衰特性を持つ.そこで本研究では,通信路である海水の物理変化に対して,波長や速度適応の水中通信手段を提案する.