電子情報通信学会総合大会講演要旨
AI-3-2
ベイズ統計&統計力学の理論と応用
三好誠司(関西大)
大量のデータからのルール獲得,すなわち統計的推定は情報科学の中心課題のひとつである.統計的推定の対象となる問題においては,得られたデータだけでなく,その問題に関する何らかの事前知識を持っている場合も少なくない.ベイズの定理で計算される事後確率に基づく推定手法であるベイズ推定は,データと事前知識の両方を自然な形で活用できる手法である.本稿では,ベイズ推定の例として画像修復をとりあげ,データ中心科学の立場から述べる.