電子情報通信学会総合大会講演要旨
ADI-1-4
高精細映像の映像特徴を考慮した超解像技術とその応用
松尾康孝(NHK)
近年、カメラセンサやディスプレイなどの周辺技術の進化とともに、映像の高精細化が進んでいる。そしてテレビ放送では、東京オリンピックが開催される2020年に向けて、高い臨場感や実物感を持つ8K放送が開始される。この8K放送に4K放送やデジタルシネマ映像を用いるには、映像の高精細化が必要である。そこで本稿では、はじめに視覚特性から見た超解像技術による映像の高精細化の利点を述べ、原画像が持つ空間周波数スペクトル特性を考慮した超解像技術や、高精細映像の色標本化構造および高い自己相似性や相互相似性を利用した超解像技術を説明する。さらに超解像技術の応用として、超解像復元型映像符号化技術について説明する。