電子情報通信学会総合大会講演要旨
ADI-1-3
監視映像におけるノイズ除去・霧除去
○先崎健太・戸田真人・塚田正人(NEC)
近年,テロや凶悪犯罪の増加,自然災害に大規模化に伴い,監視カメラ映像を用いた屋外広域監視での不審者の自動検出・追跡,災害の予兆検知などのニーズが高まっている.この実現には高品質な映像を安定的に取得する必要がある.しかしながら,夜間などの暗所監視時には、撮像素子で発生するノイズが増感で強調されて,物体検出や認識エンジンの性能が低下する問題がある.また,撮影環境における照明や天候の変動も映像品質低下の要因であり,特に霧や靄などの悪天候時は撮影映像のコントラストが低下し,晴天時と比較して遠方の視認性が悪化する問題がある.
本稿では近年話題となったノイズ・霧除去技術について取り上げ,弊社の取り組みと今後の展望を述べる.