電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-18-10
番号カード用顔画像を用いた災害時における避難者情報取得システムの開発
◎沼尻 匠・鈴木裕之・小尾高史・大山永昭(東工大)
東日本大震災が発生した際、各避難所の避難者数や、避難者の構成の把握に時間がかかり、物資需要の把握に手間取った。また、被災者の安否確認では、情報の信頼性に課題があった。
 ここで、個人番号カードの券面に印刷される顔画像を利用し、安否確認、属性情報取得を行うシステムを開発した。年齢推定、性別推定を用いることで、ネットワークが断絶した避難所においても属性情報が取得でき、また、推定に用いた顔画像を一時的に保存しておくことで、ネットワーク復旧時に速やかに顔認証を用いて安否確認を行うことができる。また、災害時における物資需要、安否情報の把握という課題への有効性を示した。