電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-17-3
圧縮センシングを用いた逐次型差分遅延トモグラフィに関する検討
○大塚健広・原 晋介(阪市大)・松田崇弘(阪大)・滝沢賢一・小野文枝・三浦 龍(NICT)
遅延トモグラフィとは,ネットワークのエンド-エンド間のパケットの送受から得られる経路遅延時間をもとに,ネットワーク内部のリンク遅延時間を推定する手法である.正確な推定には送受信ノード間の時刻同期が必須であるが,現実的に難しい.そこで,時刻同期を必要としない手法として圧縮センシングを用いた差分遅延トモグラフィが提案されており,性能評価がすでになされている.これまでに単一経路を基準として選択するときの基準経路選択法について解析を行ってきた.本研究では,基準経路として1つ前の経路を逐次的に選択する逐次型差分遅延トモグラフィを提案し,通常リンク遅延とクロックスキューの総二乗平均について解析を行う.