電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-17-1
無線フィードバック制御における状態量の推定誤差を最小とする通信路誤り訂正方式に関する一検討
◎三輪洋祐・小林健太郎・岡田 啓・片山正昭(名大)
無線フィードバック制御における課題として無線通信路での通信路誤りによる制御品質の劣化が挙げられる.制御器で制御対象の状態量を推定する際に,制御対象から伝送される状態情報のパケットロスにより誤差が生じる.この課題に対して,本研究では,誤り訂正符号化手法を適用することを考える.このとき,誤り訂正符号の冗長による伝送レートの低下が新たな制御品質劣化の要因となることが考えられる.そこで,複数の状態情報の内,任意の情報を削減し,符号長が元の情報長と等しくなる符号化率で誤り訂正符号化を行う.本稿では,状態量の推定誤差を最小とする符号化率と状態情報数の動的切り替えにより制御品質を向上させる手法を提案する.