電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-16-5
実世界と拡張現実感映像との視距離の違いに着目した3D注視位置の計測
○工藤博章・大西 昇(名大)
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)では,AR像の提示面自体が眼から近距離に配置される.また,シースルー方式では,実対象が,映像面と比較すると遠方に存在し,視距離が異なっている.視線移動に伴い,視点移動に相当する視差(ocular parallax)が生じるので,AR像に対する視差は実対象のものと異なり,大きいことが推察できる.このような視距離の違いによる視差の効果に着目し,光学シースルー方式HMDを対象として,実対象とAR映像との間で注視対象を変更した時の眼球運動計測について,報告を行っている.ここでは,視線移動の際にAR像の位置を変化させ,この際の眼球運動について3Dでの注視位置として検討する.