電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-13-2
海上におけるRFIDシステムによる浮遊物識別に向けた性能評価
◎錦山 晧・佐藤寧洋・山中仁昭・島田康平・松浦義則(海上保安大)
RFID システムは、電波を用いてRFタグのデータを非接触に読み書きすることができ、一度に複数のタグを管理することや電波の届く範囲であれば離れていてもタグを識別することが可能である。これらの特徴は、海上における小型船舶間や養殖用の筏などの海洋浮遊物など、無線設備の設置が困難である個体の識別に応用できる可能性があり、海洋上における危険除去の観点からも非接触による個体識別は有用であると考えられる[1]。しかし、これまでは屋内など比較的安定した環境下における実運用がなされているが、海上など周辺環境が大きく変化する状況下での利用は検討されていない。本研究では、RFID システムの海上での利用を目的とし、その基礎的な調査として汎用的なRFID システムの海上における実性能を測定する。