電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-13-1
RNP ARとILS進入方式との混合運用における異常接近予測
○天井 治・松岡 猛(電子航法研)
RNP AR進入方式は航空機の優れた性能を活用できる方式であり、日本でも現在16空港にて運用されている。しかし、RNP AR進入方式と従来のILS進入方式にて1つの滑走路に次々と着陸させる運用(混合運用)は行われていない。
混合運用の安全性評価のために、混合運用と従来のILS進入のみの運用とでは、航空機同士の異常接近をどのくらい前に予測できるかについて、その時刻にどの程度の差異があるかをターミナルレーダ管制経験者を被験者とした航空管制リアルタイムシミュレーション実験により調べた。その結果、混合運用ではILS進入のみの運用と比べて被験者により最大で1.23倍予測時刻に遅れが出ることが分かった。