電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-10-7
オブザーバを用いた動的事象駆動型制御
◎福田健一・藤田浩平・潮 俊光(阪大)
システムがある条件を満たしたときに制御入力の更新を行うサンプル値制御を事象駆動型制御と呼ぶ. オブザーバを用いた事象駆動型制御が提案されている. 制御入力の更新時刻を決定する装置をETM(Event Triggering Mechanism)と呼ぶ. 近年, 動的な状態変数を導入したETMが提案されている. 事象駆動型状態フィードバック制御において, この動的ETMを用いることにより入力の更新回数の低減が示された. 本報告では, 線形時不変システムに対する出力フィードバック制御を考える. オブザーバを用いて制御入力を計算し, 動的ETMを用いて, 入力の更新時刻を決定する. 閉ループシステムが漸近安定となるような更新時刻の決定則を提案する.