電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-9-19
空間分割型可視光通信におけるグレイ符号を拡張したマッピングによるMPPM方式の提案
◎荒見篤郎・高橋一成・平木剛史・福嶋政期・苗村 健(東大)
筆者らは,プロジェクタによる投影映像の各画素に異なる不可視情報を埋め込む空間分割型可視光通信(PVLC)の研究を進めてきた.PVLCにおけるデータ伝送では,隣接画素からの光による混信が原因のシンボル誤りが問題となっており,その対策として,座標などの空間的に連続したデータを伝送する際には,送信データをグレイ符号化してから変調する手法が用いられてきた.本稿では,PVLCのデータ伝送速度を向上させるために,光パルスの位置の組み合わせでデータを表すMPPM方式を導入するとともに,グレイ符号を用いた場合と同様に,隣接画素からの光による混信が原因のシンボル誤りを低減させるMPPM方式のマッピング手法を提案する.