電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-9-4
ステップドFMレーダの測距精度の改善
◎小川拳史・梶原昭博(北九州市大)
近年,安全・安心な生活実現のために近距離用電波センサが検討され,特に耐マルチパス性や測距精度に優れた超広帯域無線(UWB)方式が注目されている.しかしながら10㎝以下の測距精度を実現するために1GHz以上の帯域を必要とする.そのため既存の無線システムとの干渉を回避できるステップドFM-UWBレーダが提案されている.本稿では一定の帯域幅で測距精度を改善するためのステップドFM-MUSICレーダを提案する.なお,このMUSIC 処理では有色雑音,相関波の影響で測距精度が劣化することが懸念される.そこでそれらの影響を抑圧するために空間平均法,時間平均法,白色化フィルタを用いた抑圧方法についても提案し,試作装置を用いて実験的に検証した.