電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-9-2
水中における短波帯広帯域電波伝搬特性
○広瀬 幸・小林岳彦(東京電機大)・岩切直彦(NICT)・吉田 弘(JAMSTEC)
海水中の電波の減衰量は大きいため通信やセンシングの手段として用いることができないと考えられてきた.Al-Shamma'aらは実験的研究により,アンテナを真水で覆うとアンテナ効率が向上することを報告し,短波帯の電波を利用した海中通信の可能性を示唆した[1].長距離かつ大容量化を目指した海中/海底のワイヤレス通信やセンシング技術の開発を目的とし,電磁波伝搬測定とチャネルサウンディングを行う.これまでの海水における実験および研究は計測機器が気中にある状態での報告である.そこで,送受信アンテナおよび耐圧容器に組み込んだ計測装置を搭載したフレームを製作し,淡水中に配置して電波伝搬測定実験を行ったので報告する.