電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-8-20
圧縮センシングに基づく通信路推定法におけるパラメータの離散化問題
○梁 同信・實松 豊(九大)
通信路推定は通信方式の発達にともない,より正確な推定性能が要求されている. Bajwaらは圧縮センシングに基づく通信路のインパルス応答の推定法を提案し, 最小二乗基準に基づく方法より優れることを示した. しかし, 離散化したパラメータを使用しており, グリッド間にまたがるパラメータの推定は困難である. 私たちはアップサンプリングにより, グリッド間にまたがるパラメータの推定が可能であることを示した. しかし, 標本数を増加させると計算量が増える問題があり, 通信路モデルと真の通信路の間に隔たりがあった. 本研究は通信路のモデルをより真のモデルに近い方法でパラメータの離散化問題を取り扱う.