電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-8-17
実数値遺伝的アルゴリズムと滑降シンプレクス法を用いた低損失4チップ標本化FBGの構造同定
○長田玲於・塙 雅典(山梨大)
光符号分割多重方式のキーデバイスとなる符号器には複数のファイバブラッググレーティング(FBG)を縦列配置した標本化FBGが用いられる.我々は滑降シンプレクス法(DHS)によって標本化FBGの構造を同定した後,バッチ処理で位相トリミングを行ってサブFBG間の反射光波位相差を厳密に制御する方法について検討を行っている.これまで同定後の位相誤差が0.05πに収まる割合は8割程度を実現していたが,残留位相誤差は標本化FBGの作成の歩留まりを低下させるため,より高精度な構造同定法が求められる.
我々は実数値遺伝的アルゴリズムをDHSの初期値設定に用いる構造同定法を提案し,サブFBG数が4個である4チップ標本化FBGの構造同定結果を報告する.