電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-8-15
離散時間3次多項式の安定係数領域の可視化
○松本直樹(明大)
線形時不変離散時間3次安定システムの係数a1、a2、a3が作る3次元立体の幾何学的性質について述べている。Juryの安定判別法から導出される、立体の頂点の個数、稜線の数、面の数、三角平面、螺旋面の表面積、体積、断面の形状、a3軸に垂直な断面の頂点の座標を明らかにする。これらのデータは、3−Dプリンタでの3次元立体の実現の役に立つ。立体の内部は、3次方程式の判別式のより、実根領域と複素数根領域に分別される。それらの2次元断層画像から立体の内部構造の推定が出来るのは、高度の3次元感覚をもつ熟練者のみである。素人が立体の内部構造を正確に理解するには、実根領域と複素数根領域の3−Dプリントが望まれる。