電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-7-19
シェアデータの削減を実現したランプ型秘密分散法の改良
◎川村優介・松澤智史・武田正之(東京理科大)
情報の管理には暗号化を施すことが一般的であるが、暗号化に用いた暗号鍵や暗号化された情報を紛失してしまうと元の情報が復元できなくなり、可用性が失われる。対策として情報をコピーすることが有用であるが、この場合盗難のリスクが高くなり、機密性が失われる。
この可用性と機密性を両立させる技術として秘密分散法が注目されている。秘密分散法とは、秘密情報を複数に分散し、分散された情報が予め定められた個数集まれば元の秘密情報を得られる技術である。分散情報1つ1つは秘密情報のデータ量と同等であるため、秘密情報に対してやりとりするデータ量が多くなってしまう。
そこで本稿では、分散情報量の削減を行うことで秘密分散法の有用性向上を目指す。