電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-7-18
極小アクセス集合に基づく秘密分散法の情報比
◎伊藤詩子・栃窪孝也(日大)
アクセス構造を限定しない一般アクセス構造を実現可能な秘密分散法が提案されているが、どの手法も管理者に数多くの分散情報を割当てることで実現している。このため、多くの場合、管理者の保管する情報が多くなり、情報比が小さくなってしまう。本稿では、1988年にBenalohとLeichterによって提案された一般アクセス構造を実現する秘密分散法を複数回適用して情報比を改善可能な方式を提案する。さらに、2015年に提案された指定された秘密情報の管理者グループの保管情報を削減可能な秘密分散法のように、提案手法は指定された秘密情報の管理者の保管情報を削減することも可能である。