電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-7-7
過去のやりとりによるなりすましメールの検知
○山崎彩子・松澤智史・武田正之(東京理科大)
電子メールはそのプロトコル上認証機能が脆弱であり,送信者情報を容易に偽装できる.そのことから標的型攻撃メールなどの様々な問題が引き起こされてきた.また,電子メールのプロトコルは広く普及しており,それ自体の大きな修正は事実上困難である.このためなりすましメールへ対策はプロトコルを修正することなく認証機能を追加することによってなされてきた.その対策技術はサーバで対処する方法とクライアントで対処する方法の2種類に分けられ,クライアントでの対策は既存にあるPGPにより解決がなされていると考える.
そこで本稿では,過去やりとりしたメールの情報を利用した,サーバで行うなりすましメールの検知手法を提案する.