電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-6-8
高基数演算器の並列化による楕円曲線上の演算の高速化の検討
◎池田 司・池田 誠(東大)
昨今のセキュリティの重要性の高まりの中で, 小さい鍵長で安全性を確保できかつ機能性も合わせ持つ楕円曲線を利用した暗号の研究が進められている。楕円曲線を用いた暗号は楕円曲線上の加算および2倍算によって構成され, これらの演算を高速化することは今後楕円曲線により高いセキュリティが求められた場合や楕円曲線を用いたさらに複雑な暗号アルゴリズムの実用化に対応することにつながる。本研究では楕円曲線の実装の中でも特に高速な高基数演算器による実装に注目し, 演算器を並列化することで楕円曲線上の加算および2倍算のさらなる高速化の検討を行う。