電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-2-11
QC-LDPC符号にGroup Shuffled BPを用いた適応ARQに関する研究
◎並木健太郎・山口和彦(電通大)
ARQのFECとの違いは,訂正を行わずに誤りの検出のみ行うことである.そのため,付加する冗長な情報は少なくても良いが,再送が増えることによりスループットが低下する.両者を組み合わせた技術はHybrid ARQと呼ばれる.LDPC符号は復号性能が高いFECとして知られ,一般的にSum Productにより復号される.しかし,計算量に問題があり,繰り返し回数の削減とフィードバック処理の簡素化のためGroup Shuffled BP(GSBP)で復号を行った.また,LDPC符号はQC構造を持つ検査行列が多く採用されている.本研究では,AWGN通信路を想定し,QC-LDPC符号のGSBPによる復号にARQを組み合わせたHybrid ARQについての提案を行い,その性能について示した.