電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-1-23
高速に重心位置を判別するニューラルネットワーク回路
○寺村正広(佐世保高専)・重井徳貴・宮島廣美(鹿児島大)
従来のマイクロプロセッサを利用するディジタル処理に比較して,高速な重心位置の判別法を提案する.2 足歩行ロボットの姿勢制御や,車両の重心位置判別など,リアルタイム性が要求される分野での利用が期待できる.ニューラルネットワークの動作を参考にした比較器を利用して,一直線上の両端にある 2 つの荷重センサの信号から重心位置を判別する.従来のディジタル処理では,AD 変換やソフトウェアによる演算の時間が必要である.しかし,提案法では,一連の判別動作を全てハードウェア上の並列処理だけでおこなう.基本的な素子だけで動作し,かつ,高速に重心位置を判別できることを,回路実験によって示す.