電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-1-22
スパイクタイミングと発振周波数に依存した可塑シナプスモデルの構築に対する検討
◎杉戸俊樹・山下大地・佐々木芳樹・佐伯勝敏・関根好文(日大)
先に,我々は生理学データを基に報告された数理モデルを基にシナプスの前段に結合している細胞体と後段に結合している細胞体のスパイクタイミング,発振順序とシナプスの発振周波数に依存して,増強と抑制を変化させるTriplet STDP(TSTDP)特性を出力可能な電子回路モデルを提案した.しかし,従来のモデルでは,周波数が高い場合,増強が起こるタイミングで、抑制が起こっている部分があった.本稿では,入力に細胞体の発振波形を用いて,生理学データを基に報告された数理モデルのTSTDP特性と同様な特性を示す電子回路モデルを構築し,数理モデルのTSTDP特性と定性的に同様な特性を示すことを明らかにしたものである.