電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-1-5
マイクロ波共振器を利用した食品凍結モニタリング装置の検討
○中澤康二・兼本大輔(山梨大)・河野晋治・今村 光・服部一裕(前川製作所)・大木 真(山梨大)
凍結食品製造ラインにおいて,食品内部の凍結状態および内部温度を非破壊により把握する技術は凍結装置の運転制御に重要である.一昨年,水と氷の誘電率の違いに着目し,マイクロ波共振現象を活用することで状態を評価する,非破壊温度計測技術が提案されているが,マイクロ波生成部に温度変化などの外乱に弱い電圧同調発振器を利用している点や大型の測定装置を必要とする等,現時点において冷凍食品を扱う現場での運用は難しい装置となっている.そこで本報告では,マイクロ波共振現象を活用した温度変化に強く,低コストで実現出来る新たな冷凍食品の非破壊モニタリングシステムの開発を行った.