電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-1-4
圧縮センシングを用いたサブナイキスト・サンプリングシステムにおける圧縮率と復元率に関する考察
○深澤直樹・兼本大輔・大木 真(山梨大)
今日,無線通信への要求は飛躍的に拡大し,無線通信量は今後ますます増加することが予想できる.しかし,我が国における無線システムへの周波数割り当ては逼迫しており,高速通信を実現するための広域周波数帯を新規に見つけることが非常に困難になっている.より高速で効率的な通信を実現するコグニティブ無線技術の研究が行われており,従来のナイキストサンプリング技術を用いる場合,広帯域情報を一度にディジタル情報へ変換,スペクトル推定を行う場合,A/D変換器の消費電力が増大する.本問題を解決するため,サブナイキスト・サンプリングを圧縮センシング技術を用い,入力信号スペクトルの復元率と圧縮率の関係に関する研究を行った.