電子情報通信学会総合大会講演要旨
CS-5-2
静電気放電による過渡電磁ノイズの数値モデリング
○藤田和広(富士通)
静電気放電(ESD)により発生する電磁ノイズは,電子機器に誤動作などの深刻な機器障害を引き起こすことが知られている.このためESDノイズの挙動を数値シミュレーションにより把握し,設計の初期段階で適切なESD対策を施しておくことは現在の製品開発では必須となりつつある.一方,電子機器の開発で問題となるESD現象は接触放電と気中放電に大別され,気中放電のシミュレーションを行う場合には絶縁破壊の適切な取り扱いが必要になる.本稿では,ESDによる発生電磁界の数値モデリングを概説し,接触放電と気中放電を両方取り扱うことが可能なFDTD-SPICE直接結合法による解析事例を紹介する.