電子情報通信学会総合大会講演要旨
CS-4-6
3Dプリンタの開発ー光造形法の発明経緯・評価・特許問題
○小玉秀男(快友特許事務所)
1977年の展示会で3D-CADシステムを実際に操作し、3次元形状を記述するデータを内蔵しているシステムと人とのインターフェースが2次元のCRTに限定されていることへのまどろっこさを体験し、3次元形状を記述するデータに従って3次元形状を3次元で表示する端末装置の必要性を自覚した。その3年後の印刷機械の展示会で、感光性樹脂を利用して活字パターンに従った凹凸パターンをもつ平板(新聞印刷用の版下)を製造する過程を見学したとき、その版下作成技術を利用するとデータが記述する3次元形状を備えた立体物を造形できるという着想を得た。実証実験に成功したが、当時はその技術の有用性が評価されず、技術への自信を無くし、特許を取得する価値を見失った。