電子情報通信学会総合大会講演要旨
CS-2-3
電磁コンタクタ用AgNi接点の閉成時アーク発生における諸特性
◎下間 秀・澤 孝一郎・吉田 清(日本工大)・鈴木健司・高谷幸悦(富士電機機器制御)
本実験では、小型の直流用電磁コンタクタを使用し、接点のアーク放電と接触抵抗、アーク継続時間、バウンス時間の各諸特性と電極質量変化量を調べた。コンタクタを閉成する時に発生する閉成時アークのみを発生させた。実験結果は、アーク継続時間とバウンス時間は電流を増加してもあまり変化がなかった。アークエネルギーは電流に比例して増加した。接触抵抗は、20Aの2万回の時だけが大きくなり、他はほとんど一定だった。電気接点は各陽極が凹み、各陰極は凸が発生した。電極質量変化は固定陽極接点が減少し、固定陰極接点は増加した。可動接点は電流や開閉回数が増えることで減少していった。