電子情報通信学会総合大会講演要旨
CS-1-10
深度センサを用いた実環境FDTD数値モデル構築と商用電磁界シミュレータへの適用
◎今野海航・園田 潤(仙台高専)・金澤 靖(豊橋技科大)・佐藤源之(東北大)
現在,FDTD 法は,電波伝搬散乱の解析やマイクロ波・光デバイスの設計開発に広く用いられるようになっており,商用シミュレータも多く販売されている.FDTD法は,任意形状のモデル化が比較的容易であるが,解析で使用する数値モデルを用意する必要がある.我々はこれまでに,FDTD 法のための実環境数値モデルを構築する手法として,市販ディジタルカメラ1 台で物体の3 次元復元が可能なSfM (Structure From Motion)を適用した手法や,KinectやXtion等の距離情報を直接計測できる深度センサと点群処理ライブラリを組み合わせた手法を開発しており,3 m程度の室内環境を数cm 程度の精度でモデル化できることを明らかにしている.本稿では,開発した深度センサによる手法で構築した3次元メッシュモデルを電磁界シミュレータ用の解析モデルとして使用できることを示す.