電子情報通信学会総合大会講演要旨
CS-1-8
時間領域RCSを用いた複素誘電率推定に関する研究
◎相磯潤也・白井 宏(中大)
近年,高周波数帯における物質の誘電率を精度よく測定する技術が望まれている.曲率をもつ誘電体表面に電磁波が入射したとき,反射波,透過波はその表面の曲率の影響を受ける.誘電体円柱による平面波散乱について,高周波光線近似による解析を行い,その後方散乱断面積の推定式を導出した.そして,この後方散乱断面積の推定式を用いて,損失誘電体によって作られた曲面の後方散乱断面積における時間応答から,時間領域ゲーティング処理によって表面反射応答のみを切り出し,その誘電体の複素誘電率を推定する方法について検討する.