電子情報通信学会総合大会講演要旨
CS-1-5
開口つき散乱体の繰り返し物理光学法における電流分布と幾何光学場の比較
◎佐藤拓彦・安藤 真(東工大)
これまでに我々は,開口付散乱体に対するレーダ散乱断面積(RCS)解析法として,散乱体内部に対し反復物理光学近似(IPO)を,外部に対し修正法線物理光学近似(MPO)を用いる混合解法を提案し,高周波近似であるIPOでもカットオフ現象を再現し得ることを示した.
 本稿では,IPOと幾何光学法(GO)を直接的に比較することによって,IPOが幾何光学的な原理で動作していることを確認する.また,GOによって解析した場に境界条件を適用し散乱体内部の等価電流を求め,この等価電流から放射された場に開口面法を適用する方法(GOPO-AFIMと呼ぶ)とIPOを比較する.