電子情報通信学会総合大会講演要旨
CS-1-4
コーティングされた導体円柱による過渡散乱界の解析的および数値的検討
○後藤啓次・タウィーデッチ サンティクン・浅井 亮・澄川尚功(防衛大)
本研究では,周波数領域における一様近似解を拡張することにより,波長に比較して厚さの薄い損失性のある誘電体媒質で覆われたコーティングされた導体円柱による過渡散乱電界に対する時間領域における解析-数値解(time-domain analytical-numerical solution: TD–ANS)を提案している.TD-ANSは,数値積分することにより得られる,①直接波,②反射幾何光学波,③疑似の表面回折波に対する拡張UTD,④表面回折波級数で表される修正UTD,および⑤最低次の表面回折波,からなる過渡散乱界成分の組合せにより表されている.提案するTD-ANSの有効性および計算時間の効率性については,参照解と比較することにより明らかにしている.