電気学会全国大会講演要旨
6-284
電流センサレス電力変動推定方式の一検証
◎中納啓介・加藤康司・伊東洋一(サンケン電気)・芳賀 仁(長岡技術科学大学)・有松健司・松田勝弘(東北電力)
太陽光発電(PV)などの自然エネルギーは,電力系統に多数連系された場合に系統が不安定となることが知られている。対策として電力変動抑制が求められおり,著者らはこれまでに,複数の蓄電デバイスを組み合わせた電力変動抑制装置を提案してきた。 電力変動抑制装置を電力系統へ適用する場合,電力検出するために電流センサの設置が必要となるが,コスト増の要因となるため,電流センサ数は極力減らした構成が望ましいといえる。本稿では,電流センサレスにて連系点の電力変動を推定し,それを用いた電力変動抑制の制御方式を提案する。 5kWの試験システムにおいて実機検証を行い,結果として,PVの電力変動に対して抑制効果が得られることを確認した。