電気学会全国大会講演要旨
6-271
地理情報システムを用いた災害停電時の自治体業務運用に寄与する電気自動車電力輸送の検討
◎田之上健太・三谷康範・塩田 淳(九州工業大学)
近年、自然災害により地域全体の停電が発生する事例が多発している。自治体では自家発電設備などを用いて停電時の電力源の確保を行っているが、重要設備との位置関係や容量の問題により、業務や避難所運営に対して十分な電力を賄うことができないという問題がある。本研究ではEVを用いた電力輸送により電力源を応急に確保することを念頭にその支援システムを構築している。EVは内蔵の大容量バッテリーを用いて電力の充電・給電・輸送ができ、電力網に依らずに任意の地点に電力を輸送する事が可能である。本論文では、地理情報からEV走行消費電力量を推測し、到着時での電力運用を考慮したEV電力支援範囲を可視化した。