電気学会全国大会講演要旨
6-237
将来の環境変化に対応した階層的分散協調型電圧制御手法の適用検討
○川副隆一・新二日市裕希・青木 睦(名古屋工業大学)・中地芳紀・三輪 靖(中部電力)
近年,需要家に対するデマンドレスポンス技術の発展など,電力系統を取り巻く環境は大きく変化している。特に,電気料金情報に基づく自動デマンドレスポンスは,急激な電圧変動の原因となる可能性がある。このような自動デマンドレスポンスが系統内の広範囲に適用された場合,複数の地点での電圧変動により,複数の変電所で電圧制御機器が動作する可能性がある。この場合,複数の変電所で電圧制御機器の動作回数の増加が懸念される。そこで,本論文では変電所における電圧制御機器の動作回数低減を目的として、上位と下位の変電所間が協調する階層的分散協調型電圧制御方式を提案し,提案手法の有効性を検証した。