電気学会全国大会講演要旨
6-218
蓄エネルギー装置の出力事前制御による風力発電出力変動緩和のための所要容量削減効果に関する基礎検討
○伊藤雅一・藤本 悠・光岡正隆・石井英雄・林 泰弘(早稲田大学)
風力発電の増加により,経済負荷配分制御,負荷周波数制御の負担が増えている。電力系統事業者,風力発電事業者の負担を最小にするため,ある時間内の風力発電の大きな出力変動を一定に抑える連系要件を課す事があるが,これを満たすためには蓄エネルギー装置の利用が考えられる。蓄エネルギー装置の導入にはコストがかかるため,所要容量を抑える方法として,本研究では風力発電出力予測情報の利用を提案する。予測情報を用いて蓄エネルギー設備の出力を事前に制御し,所要容量の削減効果について検討した。連系要件は,風力発電容量を100%として6時間に30%以下と,20分に10%以下の2種を設定し,どちらの場合にも所要容量は約半分に減少した。