電気学会全国大会講演要旨
6-191
FRT機能を備えたPVが多数台連系した場合の瞬低時における影響解析
◎伊勢大浩・川﨑章司(明治大学)
太陽光発電システムは、太陽光パネルとパワーコンディショナ(PCS)により構成されており、PCSには、系統で事故が発生した場合に起こる単独運転を検出する単独運転検出機能が備わっている。さらに、瞬時電圧低下の発生により、PCSが解列する恐れがあるため、瞬低時に運転継続する機能であるFRT(Fault Ride Through)機能を備えたPCSの開発が必要である。本研究では、単独運転検出機能の方式の一つである電圧位相跳躍方式と、二つのFRT機能を付加したPCSを含むPVが多数連系された場合の瞬低時のシミュレーションを様々な条件で行い,PVシステムの解列における影響を検証した。