電気学会全国大会講演要旨
6-069
減衰率反転による第N波安定領域導出手法における制御系モデルの影響分析
◎羽田野晶嗣・辻 隆男(横浜国立大学)
第N波不安定現象の発生を少ない計算負荷で予見するために,支配的な動揺モードに着目して,時系列計算の結果を同モード平面上で減衰率を反転させることで,安定領域の限界を与えると考えられる不安定周期軌道を高速に導出する手法を提案した(1)。しかし同文献で用いられた制御系モデルは,1次遅れのみで簡易的にモデル化されており,より詳細な制御系モデルに対する有効性は明らかにされていなかった。そこで本研究では,電気学会標準WEST10機系統モデルにおいて示されているAVRおよびGOVの制御系モデルを用いて,同提案手法の有効性を検討した。