電気学会全国大会講演要旨
6-039
大電流アークプラズマにおける溶融アーク陰極点に対する軸対称磁場の効果
◎大邊優太・高田伸浩・諏訪部恭平・上杉喜彦・田中康規・石島達夫(金沢大学)・山口義博(コマツ産機)
アークプラズマ軸対称磁場をアーク陰極点近傍に印加した際に,陰極溶融池および陰極点近傍のアークプラズマに与える効果を解明することを目的としている。そのために印加する軸対称磁場の磁束密度と磁力線の向きを変更し,アーク陰極点近傍で見られる陰極溶融池および陰極点近傍のアークプラズマの挙動を直接観測した。 その結果,軸対称磁場印加によって,高温の金属溶融池で攪拌が発生し,同時に陰極溶融池が拡大することを確認した。これによって,陰極表面の温度が低下していると考えられるため,ハフニウム陰極の蒸発損耗が抑えられると考えている。