電気学会全国大会講演要旨
6-018
真空スイッチ適用DCCBの遮断試験法の検討
◎稲垣卓志・常世田 翔・佐藤基宗・亀井健次・芳友雄治・宮下 信・菊池邦夫・伊藤弘基(三菱電機)
高電圧直流(HVDC)送電は,長距離送電時の電力損失を抑制できる利点から各国で研究開発されている。有効な系統構成の一つとして多端子HVDC送電があるが,事故が波及しないように事故電流を高速に除去する直流遮断器(DCCB)が必要となる。HVDC用DCCBに関する工業規格や性能検証のための試験法は確立されておらず研究や文献も少ない。文献では各種試験法が提案されているが,それらの妥当性について実試験にて検討した前例も見当たらない。そこで本稿ではDCCBの性能を評価し得る試験法を確立する目的として,実用性の高い交流短絡発電機法と充電リアクトル法の二つの試験法につき,遮断電流波形の遮断責務への影響を比較評価した。