電気学会全国大会講演要旨
5-178
鉄道沿線に敷設された高圧ケーブル劣化診断の基礎研究
○下原光幸・菅間陽二(東日本旅客鉄道)・小川達也(フジクラ)
鉄道沿線に敷設されている高圧ケーブルに対して部分放電法で検査を行う際、列車によるノイズの影響を受け正確な劣化診断が行えない。そこで、列車によるノイズの影響を確認するためにフィールドにおいて連続的に部分放電法による測定を実施した。その結果、列車走行のある昼間帯はノイズにより過剰判定となる場面があるが、夜間列車走行が無い時間は適正な測定が行えることが分かった。