電気学会全国大会講演要旨
5-162
鉄道変電所用絶縁監視装置の開発
○山野井 隆・田中弘毅・平山純平・吉原俊治・川原敬治(西日本旅客鉄道)・石井良介・徳橋 望・川曲 登(ミドリ安全)・荻原弘晶(ミドリ電子)
商用ビル等で活用されているIgr方式を採用した絶縁監視装置は人手を介さず絶縁抵抗管理ができるが、50 mAの漏洩電流を検出することを目的としているものであり、技術基準に定められた1mAの漏洩電流を検知することができない。そのため、変電所の制御線の設備管理にそのまま利用することはできない。ところが、変電所の機器の接地線は接地メッシュに連接されており、全てが銅線だけを介して接続されているため、各接地線間の抵抗値が低い。これはIgr方式による検出がしやすい設備構成であると推測される。そこで、既製品を活用しつつ、1 mAの漏洩電流を検出できる絶縁監視装置を開発することにした。変電所にて測定した結果、実現性の確認ができた。