電気学会全国大会講演要旨
5-156
電化区間における鉄道信号用ケーブルに発生する雷過電圧の観測
◎比澤庸平・新井英樹・藤田浩由・會田 学(鉄道総合技術研究所)・志田 洋(西日本旅客鉄道)
近年、鉄道信号設備への電子機器の導入に伴い、雷被害が数多く発生しており効果的な雷害対策が求められている。筆者らは過去に、非電化区間において実雷時に現用設備等に発生する雷過電圧を観測し、落雷の条件(雷撃電流値、雷撃位置)との関係について調査した。また、観測結果より落雷の条件から発生する雷過電圧の大きさを推定することを可能とした。しかし、電化区間においては観測例が無いため、その関係性について把握できていない。そこで、2015年度より電化区間においても実雷時に発生する雷過電圧の観測試験を開始した。本稿では観測結果および、その観測結果と過去に実施した非電化区間での観測結果を比較した結果について報告する。