電気学会全国大会講演要旨
5-151
超高頻度運行鉄道路線における小遅延発生時の車両特性と饋電特性の関係
◎渡辺賢央・高木 亮(工学院大学)
大都市圏における通勤鉄道では,ピーク時間帯において未だ許容しがたい混雑や大幅な所要時間増加などの問題がある。筆者らは,通過列車主体ダイヤの導入がこれらの問題への対策として効果的で,かつ従来よりも省エネルギーに寄与することを示し,純移動閉塞(PMB)と車上分岐を用いて実現可能な超高頻度運行向けダイヤの提案を行った。 しかし,こうした超高頻度運行計画では列車密度の増加に伴い頑健性が低下し,日常的に頻発する小遅延の影響が許容できなくなることが懸念されている。そこで,運転時分等の延伸ではなく車両の加減速特性を高めることにより余裕を増加させた際の電力供給へのインパクトを実績あるシミュレータRTSSを用いて検討を行う。